看護師ってカッコいい

 病院にて、休憩室での同僚との会話で「ねえ、あんたも彼氏ぐらい作ったほうがいいんじゃないの?このままずっと独り身で通すつもりじゃないでしょうねー。気づいたらオバサンになっていたなんて笑えないことなのよ」という軽口を叩かれることがあるでしょう。その同僚の言葉を聞いて、「是非、私に彼氏を紹介してもらいたいわ。あんたの好みで男を選ぶからあてにできないけれど、あんたの紹介で私のもとに来た男の人が運命の人になることを期待するもの悪くはないわね」と言って、来たる出会いの日に想いを巡らしていくことでしょう。看護師という職業に就いている女性に憧れている男性にしてみたら、「看護師として看護の現場で働いている女性の方は患者を救うという大義名分を掲げていて、社会的に名誉のある職業でカッコイイよなあ」と思っているのではないでしょうか。一方で、女性の方はそうした男性の心理があるからこそ、男の人に「どんな職業についているんですか?」という質問をされたときに、自信を持って自分が就いている職業を口にすることができるのだろうと思うのです。こうしたことから、自分が就いている職業が看護師であるため、男性の方にプロポーズをしようとする積極的な姿勢を奮い立たせていく女性の方が少なくないのかもしれません。いえ、たとえ先のようなシチュエーションにとらわれることなく性別が逆転していても、相手を想う気持ちの強さに応じて看護の仕事に懸命になっている男性看護師に心惹かれていく女性の方がいても不思議ではないと思うのです。

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